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¥399,300
●波束分散理論に基づいて設計されたMCカートリッジ
レコードに刻まれた音楽情報を正確に再生するためには、MCカートリッジの周波数特性のみに着目するのではなく、カンチレバーを振動伝達系として正しく設計する必要があります。
「波束分散理論」によると、スタイラスチップからカンチレバーに伝わる固体振動は、音の周波数により伝搬速度が異なります。
スタイラスチップは同じでもカンチレバーの材質によって再生音が異なるのは、これが主たる要因です。
MCカートリッジ KARAT 17DXでは、この周波数に依存する伝搬速度の違いを可能な限り少なくするため、固体伝搬速度の速いダイヤモンドカンチレバーを使用し、且つ伝搬経路を可能な限り短くするために、長さ1.7㎜という極短長のカンチレバーを採用しました。
これにより17DXの再生周波数帯域は理論上100KHzに及び、広い周波数帯域にわたり完全にフラットな周波数特性は、原音に忠実な優れたトレース能力を実現しています。
●ムク削出し真鍮(Bs)のボディの採用
KARAT 17DXでは、MCカートリッジで重要な磁気回路を保持するメインボディの材料を、従来の成形樹脂からムク削出し真鍮(Bs)のボディに変更しました。
強度の高いボディを採用した事により、ヘッドシェルへの取り付けがよりリジッドになっただけでなく、KARATシリーズの持つ優れた周波数特性と高い分解能がさらに向上し、伸びやか且つシルキースムースな響きを持った高音再生音が堪能できます。
●独自の磁気回路設計(特許取得技術)
ダイナベクターの全てのモデルには、MCカートリッジの再生音に影響するエアギャップ内の磁束(フラックス)変動の干渉を消去する「フラックスダンパー」と、サマリウムコバルト磁石やネオジム磁石などの強力な希土類磁石の内部抵抗を低減する「ソフト化マグネット(特許取得)」が採用されています。
これによりMCカートリッジにありがちな"ハーシュネス"がなく、その再生音は自然且つスムースでアナログの良さを十分に堪能できます。
KARAT 17DXでは従来のネオジム磁石に比べ、より磁気抵抗が低く、エアギャップ内の磁場の強さが安定するサマリウムコバルト磁石を採用しました。
●使い勝手の良い出力電圧とスタイラスチップ
出力電圧は0.3mV(at 1KHz, 5cm / sec.)と、一般的なMCカートリッジと同等の十分なレベルで、多くのヘッドアンプや昇圧トランスに対応します。 ヘッドアンプの負荷抵抗は100Ω以上を推奨します。 1.7mm長のソリッドダイヤモンドカンチレバーには70ミクロン角マイクロリッジスタイラスが装着されており、針寿命が長いとともに針の磨耗による特性劣化も極めて少なくなっています。
・型式:微細構造低出力MCカートリッジ(フラックスダンパー、ソフト化マグネット装着)
・出力電圧:0.3mV(at 1KHz, 5cm / sec.)
・チャンネルセパレーション:25dB 以上(at 1KHz)
・チャンネルバランス:1.0dB 以下(at 1KHz)
・周波数特性:20 - 20,000Hz (±1dB) 20 - 100,000Hz
・コンプライアンス:15mm/N
・針圧:1.8 - 2.0g
・インピーダンス:32Ω
・推奨負荷抵抗:100 Ω以上
・カンチレバー:1.7mm 長 φ0.25 ソリッド・ダイヤモンド
・スタイラスチップ:70μマイクロリッジ
・自重:11.0g
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